2012年12月15日土曜日

「三つの光景 安全を選ぶ原点」赤川次郎氏の投書


 作家の赤川次郎さんの投書が、表記の題名で12月14日付け『朝日新聞』の「声」欄に掲載されました。赤川さんは、昨年3月11日に東北地方を襲った大津波、福島第一原発の原子炉建屋の爆発、原発を安全と言い続けて来た専門家たちの茫然自失の姿、の三つの光景が示す現実こそが私たちの安全を選ぶ原点である、と述べています。

 そして、「狭い地震大国に原発を作り続けてきた政党が政権を取れば、原発を再稼働させる可能性が高い。首都直下型地震も南海トラフの地震もすべてはこれから」と警告し、「自衛隊を軍隊にすれば、放射能がふせげるとでも言うのだろうか?」と疑問を投げかけています。

 私たちは誤りのない選択をしなければなりません。

多幡記