2013年7月4日木曜日

96条改憲反対:宗教者の共同声明に賛同者5500人、若手弁護士・憲法学者らも共同声明


 宗教者が宗派を超えて「憲法96条改定に反対し、憲法9条を守ろう」と5月に呼びかけた共同声明の第1次集約集会が7月2日、国会内で行われました。共同声明は「いのちを尊び、いのちを守ることを第一の使命とし、平和の世界を具現するために手を携えている私たち宗教者は、安倍首相の進める96条改悪に反対し、9条を守ることを祈り、求め」るとしています。集会では、約5500人の宗教者から賛同が寄せられていることが発表されました。

 また、若手弁護士や憲法学者が同じ日に、憲法96条を改定し立憲主義を否定する動きに反対する共同声明を発表しました。声明は、憲法はそもそも個人の人権を保障するために国家権力を制限するものだとし、96条改定で改憲の発議要件を衆参両院の過半数に緩和すれば、権力者や多数者の意向で人権を容易に制約できるようになると批判しています。2日現在、若手弁護士441氏、憲法学者53氏が賛同しています。

 以上、7月3日付け『しんぶん赤旗』などが報道しました。なお、宗教者の共同声明はこちらでご覧になれます。

多幡記

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