2014年12月30日火曜日

1/24 子どもを戦場に送る教科書はいらない!全国交流集会(於大阪)



 表記の集会が、2015年1月24日(土)、「エルおおさか」において、「子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会」の主催で開催されます。

 「あぶない教科書」とは、歴史をゆがめた内容の教科書のことで、具体的には育鵬社が作る教科書です。この育鵬社の教科書の採択が大阪ですすめられています。集会は、それを阻止しようということを中心にした内容です。

 詳細は、上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。

(文責・多幡)

2014年12月22日月曜日

沖縄戦追悼式で反響の詩『へいわってすてきだね』に絵本屋さん大賞:作者は小2


 全国の絵本店員がすすめる「第7回MOE絵本屋さん大賞」の第1位に、絵本『へいわってすてきだね』が選ばれました。沖縄市に住む小学2年の安里有生(あさとゆうき)君が作って、昨年の沖縄戦全戦没者追悼式で読み上げた詩に、人気絵本作家の長谷川義史さんが絵をつけたものです。

 詩には、「ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。このへいわが、ずっとつづいてほしい。みんなのえがおがずっと、つづいてほしい」というように、平和へのメッセージがつづられています。詩の全文はこちらでご覧になれます。

 12月19日に都内で贈賞式があり、安里君は詩を朗読し、「うれしかった」と話しました。長谷川さんは、「絵本は時代を映す鏡。平和に対してみんな危機感があるから注目されているし、ぼくも描かなきゃいけないと思った。一人でも多くの人にこの本から、戦争しないという思いを伝えていきたい」と、あいさつしました。

 [朝日新聞デジタルの記事(こちらこちら)およびアマゾンの同絵本の情報ページを参考にしました。]

多幡記

2014年12月20日土曜日

韓国で「憲法9条にノーベル平和賞を」 各界重鎮も署名


 韓国の識者らが12月18日、ソウルで記者会見し、日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦する署名運動を始めることを明らかにしました。日本国内での平和憲法を守る動きと連帯し、来年度の平和賞を目指すということです。受賞の主体については、今後改めて検討するとしています。賛同者には元首相や元国会議長のほか、学者、法曹人、文化人ら約50人が名を連ねました。日本の平和憲法について評価する一方で、現内閣の「解釈改憲」で骨抜きにされる危機に直面していると指摘しています。12月19日付け朝日新聞などが報じました(共同通信記事はこちら)。

 地元韓国最大の日刊紙『朝鮮日報』の記事は、ニュアンスがいくらか異なり、記者会見をしたのは「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の韓国委員会となっています。そして、同委員会は「日本国憲法9条のノーベル平和賞推薦に向けた署名運動に入る」と発表し、韓国からは李洪九(イ・ホング)元首相や李容勲(イ・ヨンフン)元大法院長(最高裁判所長官に相当)、詩人や学者など50人がこれに署名したと報じています。韓国委員会の座長を務める李洪九氏が、「戦争と分断で苦しみを味わった韓国の市民が、普遍的な平和を願う心で賛同するもので、政治の現実とは別」と説明したことも述べられています。

 いずれにしても、憲法9条を尊ぶ動きが国境を越えて大きく広がるのは喜ばしいことです。日本国内でも、もっともっと多くの人たちに賛同の話を広げましょう。署名は http://chn.ge/1bNX7Hb で!

多幡記

2014年12月17日水曜日

憲法、読んだってや〜:「大阪おばちゃん語訳」で身近に — 朝日紙


 フェイスブック上のグループ「全日本おばちゃん党」を主宰する谷口真由美さんが、「まずは憲法を知ってや〜」という思いをこめて、『日本国憲法 大阪おばちゃん語訳』(文芸春秋、税込1188円)を出版しました。朝日新聞が、2014年12月16日付け大阪版朝刊の社会面で報じています。

 インターネット書店・アマゾンが掲載している紹介によれば、
  • 戦争は棄てましてん(9条)
  • 人権ってええもんちゃう?(11条)
  • しあわせって何やろか?(13条)
  • 憲法は誰のモン?(99条)
など、はじめから終わりまで大阪弁のおしゃべり言葉で書かれた本書は、抱腹絶倒のうちに、憲法を驚くほどよく分からせてくれるそうです。

 著者の谷口さんは、大阪国際大学准教授で、専門分野は国際人権法、ジェンダー法など。非常勤講師を務める大阪大学での大阪おばちゃん語による「日本国憲法」講義は、人気が高く、一般教養科目1000科目の中から生徒の投票で選ばれる "ベストティーチャー賞" こと「共通教育賞」を4度受賞しているとのことです。

(文責・多幡)

2014年12月13日土曜日

メール「ギャップを超える」(12月12日付け)からのよい話


 大阪空襲訴訟原告団代表をつとめた安野輝子さんから、「ギャップを超える」と題するメールを転送してもらっています。原著者がどなたか知りませんが、平和を考えるためのよい話がたくさんつまっていて、たぶん、拡散を希望しておられると思いますので、その中のいくつかをここに引用して紹介します。



集団的自衛権行使で混乱がおさまった国ってありますか

「戦争で平和は築けない」は事実が示しています。
この20年、米国、ソ連などが同盟国を引き連れ「混乱をおさめる」とアフガニスタン、イラク、シリアなどに軍事介入。双方におびただしい犠牲者が生まれました。収拾がつかず結局軍を引き揚げましたが、そのあといっそう戦闘やテロが広がっています。


日本人の最大の誇り=平和ボケのまま人生をまっとうできる国

戦争で殺したことも殺されたこともない日々を重ねてもうすぐ70年。そんな国ってありますか。
韓国、北朝鮮、中国、英国、ロシア、フランス、イタリア、米国、ナチスの戦争犯罪に深い反省を示してきたはずのドイツ。いずれも第二次世界大戦後も戦争で他国民と自国の若者の命を失わせてきました。
「戦争を経験しないで人生をまっとうできる国」こそ世界の憧れ。早い話、日本人がグルメ好き、旅行好き、どんなに貧しくても草や花を愛でているのは70年戦争しなかったからこそ。「永遠のゼロ」でなく「永遠のボケ」を続けたい。
「集団的自衛権」で日本人の命を差し出すのが「愛国心」ですか。


丹後米軍レーダー基地は日本防衛に役立つの?

米軍レーダー基地が京都の丹後に建設されつつあります。日本を守るためには仕方ないのでしょうか。
  1. 北朝鮮のミサイル迎撃?
    元外交官・孫崎亨氏(京都民報で検索できる)>ミサイル防衛システムで撃ち落とすのは不可能。大陸弾道弾は秒速7キロで発射数分後に日本に届く。弾道ミサイルは千キロ以上、上を飛ぶ。イージス艦でも迎撃範囲は数百キロだから届かない。「米軍がミサイル迎撃に成功」のニュースは、あらかじめ発射時刻や目標を決めた上での成功。北朝鮮が事前に教えてくれる訳がない。ペリー元米国防長官はじめ専門家ほど技術的に難しいことを認めている。
  2. アメリカに向けて発射する場合日本に上空を飛ぶ?
    小学生でもウソと見破ります。地球儀を見せ「最短距離でアメリカに行くには」と問えば「北極圏を通るのが一番」と答える。



(文責・多幡)

2014年12月11日木曜日

イベント「69年の沈黙」(12.12、大阪)のお知らせ


 太平洋戦争下、大空襲の被害にあった当時の子どもたちに取材した写真集「69年の沈黙」を作成した小原一真氏が、写真集と同タイトルのイベントを、下記の通り開催します。

  • 日 時:2014年12月12日(金)18:30 開場、19:00 開始
  • 場 所:photo gallery Sai 大阪市福島区鷺洲2-7-19
        JR環状線福島駅から徒歩10分、地図はこちら
  • 入場料:1500円(中学生以下無料)

 太平洋戦争における米軍の無差別爆撃は日本の本土に残る33万の人々を殺し、43万人を負傷させました。970万人にのぼる人々と223万の家屋が被災し、日本の200以上の都市が致命的な損害を受けました。その途方もない被害の中で、当時6歳だったある女の子は左足を失いました。生まれて2時間しか経過していない赤ちゃんの左足を焼夷弾の炎が襲いました。ある男の子は全身に火傷を負い、また、ある女の子は一瞬にして家族6人を失い孤児となりました。

 戦後、日本は焼け野原から世界有数の経済大国に発展しました。その驚くべき成長は東洋の奇跡とまで言われました。しかし、そんな輝かしい経済成長の影で、子どもたちは傷痕を見られないように、そのハンデによって人に迷惑をかけないように、一生懸命その痛みを隠しながら、ひっそりと生きてきました。

 太平洋戦争下、当時子供ながらにして、大空襲の被害にあった子どもたち、彼、彼女たちが生きた戦後を取材してきたフォトジャーナリスト小原による取材報告会を行います。当日は、本人によるスライドショーとトークの他、同時期に取材を行ってきた赤井氏(リアルピクチャーズ)が撮影したインタビュームービーも上映。戦争で傷を負った子どもたちはどのような戦後を生きていたのか。私たちは、歴史の何を学び、何を学ばなかったのか。日本が経験した戦争に向き合い、今もなお苦しみ続ける戦争被害者について考えるきっかけになることを願っています。

 2014年6月に出版されたハンドメイド写真集「Silent Histories - 69年の沈黙」の写真、資料を用いた当日限定のハンドメイド冊子を部数限定(1部1000円を予定)で販売予定です。詳細は下記ウェブサイトにてお伝えします。
  https://www.facebook.com/events/1581242882108736/

(文責・多幡)

2014年12月10日水曜日

「必ず投票に行きましょう。来年こそ正念場です」:「九条の会」メルマガ第201号


 「九条の会」メルマガ第201号(2014年12月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。


 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~必ず投票に行きましょう。本年はメルマガのご愛読、ありがとうございました。来年こそ正念場です
 このメルマガは総選挙の投票日より前の発行になります。メディアの予測では与党の大勝といわれています。本当でしょうか。改憲勢力にやすやすと勝たせてはならないと思います。
 編集子もラストサンデーの7日、若ものたちと一緒に「選挙に行こう! 政治を変えよう!」のキャンペーンで、街頭に立ちました。そんなときに飛び込んできた千葉の平井さんのお手紙、感動しました。草の根にこんな素晴らしい市民がいる。この力が明日の希望を切り開く原動力ではないか。そう思って、多少、長めの原稿ですが掲載しました(メルマガ記事「ゼッケン、署名集めで9条を守ろう! 全国の9条の会の一人ひとりの皆様へ」)。14日、全国の皆さんのこのような努力が実を結ぶことを願っております。
 メルマガの発行は、本年はこの号で終了です。来年は1月10日に発行する予定です。来年こそ、9条をめぐる正念場です。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

多幡記

2014年12月9日火曜日

「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組みに第10回 DMZ 平和賞特別賞


 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会から、2014年12月8日付けで下記のニュースが届きましたので、紹介します。



韓国 江原道と江原日報社が主催する 第10回 DMZ 平和賞特別賞を「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組みが受賞することになりました

ご賛同くださっている皆様へ

たくさんの皆様のご賛同・ご支援・ご協力心から感謝申し上げます。

世界の平和へのお力添え下さり心から感謝申し上げます。

このたび、「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組み(事務所所在地:相模原市南区)が、韓国 江原道と江原日報社が主催する「DMZ 平和賞2014年特別賞」を受賞致しました。

これはひとえに、日本国内外の平和を愛する多くの方々のご賛同とご支援、ご協力が評価されたと受け止めております。
たくさんの皆様の平和を願い憲法9条を守り、活かし、広めるために取り組んでくださった賛同の輪が、韓国にも届き、同じく平和を願い国境を超えて手をつないでくださったと受け止めております。

12月9日、韓国江原道 鉄原郡庁で授賞式が行われます。実行委員会からは、共同代表の石垣義昭と高橋順二が出席の予定です。

戦争しない「憲法9条」を世界に広めたいと願う世界中からの47.5万人(12/2現在)を超える方々の思いが込められた受賞です。

詳しくは、東京新聞 2014-12-6 31面の記事をご覧いただければ幸いです。
記事 ⇒ http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/2014/12/2014-12-6.html
(韓国の江原日報の記事は下記で、ご参照ください。
http://www.kwnews.co.kr/nview.asp?s=501&aid=214112400160

引き続き、 2015年度は、戦争しない「憲法9条」が世界で共有される日を目指して、100万人の賛同署名を目指しております。
 ◆署名用紙ダウンロード先⇒ http://goo.gl/PDJkvx
 ◆ネット署名
  ●日本語版ネット署名⇒ http://chn.ge/1bNX7Hb
  ●英語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1bU0pay
  ●韓国語版ネット署名⇒ http://chn.ge/SX9NHa
  ●中国語版ネット署名⇒ http://chn.ge/1kRuUIJ

また、新しいネット署名 
●各国代表者宛:『いかなる理由があろうとも戦争はしないでください。話し合いで平和的に解決してください。仲裁に努めてください。』
ネット署名サイト⇒ http://chn.ge/1rmw6X4
(随時、宛先を追加していきます。)
こちらにもご賛同・署名拡散にご協力賜れましたら幸いです。

世界の平和を願い、「戦争しないでほしい、仲良くしてほしい」という素直な、素朴な平和を求める声を世界中で大きくするために、国を超えて世界中の平和を愛する人たちと手をつなぎ、それぞれの政府に戦争させないように働きかけ、置かれたところから、世界の平和を願う1人ひとりの小さな声と力を合わせて頑張っていきましょう!

引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

心から感謝を込めて


(文責・多幡)

2014年12月8日月曜日

太平洋戦争開戦日、哲学者・三木清の獄死を思う



 筆者は先日、たつの市の「童謡の小径」と「哲学の小径」を散策しました。

 「哲学の小径」の途中には、たつの市出身の哲学者・三木清を記念した場所があり、レリーフ、歌碑、哲学碑が設置されています(上掲の写真1枚目)。それらの手前の説明板(写真2枚目)に、
「[昭和]二十年[1945年]三木は脱走した共産党員の友人に食事と衣服を与えたことが治安維持法に触れて投獄され、戦後九月二十六日獄死を遂げた。」([ ]内は筆者の注記)
と記されています。

 昨年作られた秘密保護法で、似たような犠牲者の出ることが大いに懸念されます。秘密保護法はぜひ廃止しなければなりません。

 さらにまた、集団的自衛権の行使容認という、海外で日本が戦争する道を開く閣議決定がなされています。これを実効的にする法制化も、なんとしても阻止しなければ、わが国は過去の過ちを繰り返すことになるでしょう。

多幡記

2014年12月6日土曜日

「太平洋戦争開戦日・平和と憲法を守る 12・8 音楽と講演の夕べ」(大阪革新懇主催)のお知らせ


 表記の催しが、2014年12月8日(月)午後6時から大阪市北区天神橋の「住まい情報センター」で行われます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。なお、会場の地図はこちらを参照してください。

(文責・多幡)

「知らぬ間に戦争に:大阪空襲訴訟原告団代表 秘密保護法に警鐘」(大阪日日新聞)


 表記題名の記事が、2014年12月2日付け大阪日日新聞に掲載されました。

 記事は冒頭に、
 「知らない間に戦争に巻き込まれていく恐怖を、あの戦争で体験した」。特特定秘密保護法の施行が迫り、大阪空襲訴訟原告団の代表世話人を務めた堺市の安野輝子さんは「訳の分からないまま機密が増え、国民が気付かない間に戦争の準備が進んでいる」と警鐘を鳴らす。
と記しています。

 また、安野さんが、「戦争には正義もルールもない。国同士の戦いで、いつも国民が犠牲になる」、「国は先の戦争の後始末もまだできていない。被害を受けた国民に謝罪や補償をすることもなく、次の準備に向かうのか」などと語ったことも紹介しています。

 安野さんらは、裁判で国の責任を追及してきましたが、今年9月に最高裁で敗訴が確定しました。

多幡記

2014年12月4日木曜日

12/7 秘密保護法反対青年デモ in さかい


隠さないで。
勝手に決めないで。
もう誰も戦争に行かせないで。

 上記の言葉をかかげて、「秘密保護法反対青年デモ in さかい」が次の通り行われます。
  • 日時:2014年12月7日(日)
       集合 18:30
       出発 19:00
  • 集合場所:堺東・瓦町公園(地図はこちら
  • 主催:堺青年平和サークル
       TEL: 072-259-5940

(文責・多幡)

2014年12月2日火曜日

「秘密保護法の廃止を求めます」:堺市民懇が朝日紙などに意見広告


 上にイメージを掲載した通りの(クリックすると、少し拡大された イメージが出ます)、秘密保護法の廃止を求める意見広告を、自由と自治・進歩と革新をめざす堺市民の会(略称「堺市民懇」)が、11月27日付けの朝日新聞朝刊大阪版(泉州、河内)に掲載しました。

 同じ意見広告は、11月28日付け毎日新聞にも掲載されました。広告費は、堺市民懇会員を始めとする、多くの個人、団体のカンパによってまかなわれました。

 秘密保護法が利用されれば、人びとが重要なことについて、「見ざる、聞かざる、言わざる」状態に追い込まれることを意味する挿絵は、地元の切り絵作家、前田尋さんによるものです。

 国民の「知る権利」を奪い、戦争への道につながる、そしてまた、憲法違反でもある、特定秘密保護法の廃止を求める声を大きく広げていきましょう。

(文責・多幡)

2014年11月25日火曜日

安倍政権2年間の改憲暴走に審判を下す好機:「九条の会」メルマガ第200号


 「九条の会」メルマガ第200号(2014年11月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。


 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~衆議院が解散になりました
 安倍首相は自らの党利党略で、解散にでました。私たちにとっては安倍政権の2年間の改憲暴走に審判を下す好機です。
 9条改憲に反対する議員を一人でも多く当選させるため、お互いにがんばりたいと思います。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

多幡記

2014年11月23日日曜日

12/19 第6回 PeaceNight9 ―私たちが思う9条〜自分らしく生きるために〜


  11月21日付けの『ニュースレター九条科学者 (行事案内)』に、表記の集会の知らせがありましたので、引用して紹介します。



 首都圏の大学の学生有志を中心とする PeaceNight9 の企画がありますので、ご案内いたします。(詳細は PeaceNight9 のブログをご覧下さい。)

第6回 PeaceNight9
わたしたちが思う9条〜自分らしく生きるために〜
  • 日 時:12月19日(金)18時開場、18時半開会、入場無料
  • ところ:早稲田キャンパス14号館 201教室
  • 内 容:
    • 私が思う「平和」「9条」〜学生 Peace メッセージ〜
    • 対談 高畑勲さん(アニメーション映画監督)
          小森 陽一さん(東京大学教授・九条の会事務局)
    • 報告 「パレスチナ・ガザの今」 志葉玲さん
    •  など
  • 主 催:PeaceNight9 実行委員会
  • 後 援:早稲田から広げる9条の会
  代表 西之原修斗(駿河台大学2年) 連絡先 : 080-5925-2839
  Twitter @pn9_oa、Facebook ページ peacenight9



(文責・多幡)

2014年11月20日木曜日

11/26 平和と憲法を守る学習交流会:原発をゼロにするために(大阪・堺)


  表記の催しが、下記の通り開催されます。多数ご参加ください。

  • 日時:2014年11月26日(水)午後6時半から
  • 会場:堺市教職員組合大会議室
       (堺市堺区北三国ヶ丘1-2-29、地図はこちら参照)
  • 会費:無料
  • 内容:講演「原発問題と憲法」(仮題)
        高橋 宏 さん
        (元共同通信記者、『新聞うずみ火』編集委員)
       意見交流
  • 主催:平和と憲法を守りいかす・堺共同センター
       事務局連絡先:Tel/Fax 072-361-5150

 福島第一原発事故から3年半が経過し、現在もなお深刻化する状況が続いています。それにもかかわらず、安倍内閣は原発輸出や原発再稼動の政策を進めています。
 一方、「原発ゼロ」を求める国民世論が高まり、日本の原発が稼働を停止しました。原発なしに猛暑を乗り切れることが明らかになったいま、原発を現役の電源として考えることの方が非現実的になりつつあります。
 「原発ゼロ」の日本を確実なものとするために、私たちは何をすべきかを学び交流しましょう。

(文責・多幡)

2014年11月17日月曜日

2015.1.17 女の平和:国会包囲行動


 表記の行動が計画されています。賛同者の募集も行われています。詳しくは上掲のチラシをクリック・拡大してご覧ください。
 注:転送してもらったチラシのワード・ファイルを当方のマックで開くと、文字の配列が狂ったりしましたので、再編集し、ついでに誤字の修正もしました(第2面「女たちの思い出」→「女たちの思いで」)。
(文責・多幡)

2014年11月10日月曜日

11・24 九条の会集会&パレード(東京)にご参加を!:「九条の会」メルマガ第199号


 「九条の会」メルマガ第199号(2014年11月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。


 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~11・24 九条の会集会&パレードにお出で下さい
 10月31日、「楠見子連れ9条の会」が呼びかけた「戦争あかん! 9条守ろう! 集団的自衛権NO! 楠見でもデモ」が約50人の参加で和歌山市の楠見地域で実施されました。これは、7月29日の和歌山市北部のニュータウン「ふじと台」でのデモに続く2地域目のデモです。暗くなった夕刻、あいにくの小雨交じりの天候でしたが、ハロウィーンのこの日、多くの子どもたちもハロウィーンの仮装姿で参加し、「アンパンマンの歌」などを歌いながら、約2kmを行進し、「戦争あかん!」と訴えました。
 詳しくはこちらをご参照ください。
 なお、本会の「8周年のつどい」の報告を「九条の会」メルマガ宛に送っておいたところ、「活動報告」欄に掲載されました。その記事の見出しは次のようになっています。
  「改憲阻止落語」を中心に8周年のつどい盛会
   福泉・鳳地域「憲法9条の会」(大阪府堺市)
同記事の末尾に、本ブログ上の報告記事へのリンクをつけてあります。

 (注:メルマガ詳細サイトでは、「盛会」のあとに疑問符が入っていますが、これは原稿中の波線が文字化けしたものです。当方のパソコンはマックなので、メールを受信する側がウィンドウズの場合、特殊文字が文字化けする可能性があります。そのことに注意しなければと思いながら、前回に続いて、うっかり波線を使用してしまいました。)

 「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。

多幡記

2014年11月2日日曜日

大江健三郎さん「私と九条」 を語る:「九条の会・おおさか」11.21集会のお知らせ


 表記の集会が下記の通り開催されます。

■ 日時:2014年11月21日(金)18:30~(18:00開場)
■ 場所:エル・おおさか 大ホール、会場地図はこちら
 (京阪・地下鉄「天満橋」駅下車)
■ 講演:大江健三郎さん「私と九条」
■ 演奏:グループ・ジュネス・ファミリーアンサンブル
 (音楽・九条の会/九条の会・池田)
■ アピール:府内の「九条の会」から、報告など
■ 参加費:1000円
 (学生500円、高校生以下・障がい者・介助者は無料)
■ 手話通訳:あり
■ ビラ:こちらからPDF版をダウンロードできます
 (上掲のビラのイメージも、クリックすると、拡大版が出ます)
■ 主催:九条の会・おおさか

 「戦争をしない国で、個人の権利を大切に生きてきた」――大江健三郎さんの思いを語っていただき、憲法9条の意味をあらためて考えましょう。集団的自衛権の行使容認など、安倍内閣による憲法破壊の暴走にストップをかけるために、多くの方のご参加をお願いします。

(文責・多幡)

2014年10月29日水曜日

"生かそう憲法守ろう9条 11.3 憲法集会 in 京都" のお知らせ


 表記の集会が2014年11月3日、京都・円山野外音楽堂で開催されます。今回はじめて、憲法9条京都の会と京都96条の会の共同主催となったものです。

 この憲法集会では、集団的自衛権行使のための戦争関連法案を来年1月から始まる通常国会に提案しようとしている安倍内閣の暴走にストップをかける私たちの力を示すとともに、さらに飛躍させる跳躍台にしたいと、両主催団体は多数の皆さんの参加を呼びかけています。

 憲法講演のほか、青年・若者企画、文化の日子ども企画、子どもと歌う合唱構成 "ぞうれっしゃがやってきた"、戦没者遺族が語る戦争体験者企画、憲法ウォークなど、多彩な準備がされています。

 詳細は上掲のチラシをクリック・拡大してご覧下さい。

(文責・多幡)

2014年10月27日月曜日

福泉・鳳地域「憲法9条の会」8周年のつどい成功:自民党改憲草案の危険性など、楽しく学ぶ

 本会は、2014年10月26日(日)午後2時から、堺市のウェスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールームにおいて、「八法亭みややっこ」こと、弁護士・飯田美弥子さんによる「改憲阻止落語」を中心に、「8周年のつどい」を開催しました。

 椅子も資料も不足する128名の参加があり、参加者たちからは、自民党改憲草案の危険性が、楽しみながらよく分かったという声も多く聞かれ、大成功でした。

 そこまではなかなか学習できない自民党改憲草案の最終条項、第百二条2 に、「国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う」とありますが、これは現憲法の第九十九条の条文から「天皇又は摂政」を抜いて、憲法を超える人格を密かに設定しているものです、という意味の飯田さんの指摘が印象的でした。

 以下に「つどい」の様子を写真で紹介します。


谷本世話人の司会で開会


多幡代表の挨拶
[本記事末尾に挨拶全文を追記しました(10月28日)]


「歌いましょう」のプログラムで
「もみじ」と「青い空は」を一同が元気に合唱


松崎さんによる戦争体験のお話


八法亭みややっこさんの「改憲阻止落語」


参加者がいっぱいの会場風景


上田事務局長による行動提起と閉会の挨拶


八法亭みややっこさんの著書サイン会の様子
(以上の撮影は、上田孝さん)



本会代表の開会挨拶

 皆さん、こんにちは。

 私たちの福泉・鳳地域「憲法9条の会」は、2006年に発足し、日本は国際紛争の解決に武力を使わないとしている憲法9条を、守り活かそうという活動を続けています。

 その一環として、毎年1回、講演会あるいは学習会を行なってきました。きょうは、私たちの会がさる8月で発足から満8年になったのを記念して、東京の八王子から、八法亭みややっこさんこと、飯田美弥子・弁護士をお招きして開催することになりました。

 いま安倍政権は、「積極的平和主義」というごまかしの言葉を使って、日本が現憲法のもとで育ててきた本当の「平和主義」を破壊する政策を次々に押し進めています。

 昨年12月6日に、国民の知る権利を奪う「秘密保護法」を国会で成立させました。次いで、今年の4月1日に、武器輸出三原則に代わる「防衛装備移転三原則」を閣議決定し、どこまで認めるかを政権の判断に委ねる形で、武器の輸出を認めることにしました。

 また、今年の7月1日に、集団的自衛権の行使容認を閣議決定しました。これは、「解釈改憲」という、立憲主義を否定する手続きによって、日本への攻撃がなくても、アメリカのために武力行使し、海外で戦争する国になる道を開いたものです。

 安倍政権は、さらに、基本的人権の永久不可侵を削除したり、国防軍を明記したりする憲法改悪までも企てています。

 60年あまり前、私が高校1年生のときのことですが、社会科の宿題で、明治憲法と日本国憲法を比較せよという宿題が出ました。それに対して、明治憲法はヒューマニズムを否定しており、他方、日本国憲法はヒューマニズムを尊重している、と書いた女生徒の答えを、先生が優れているとして紹介し、私もその答えに大いに感心したことを、当時の日記を見て思い出しました。

 明治憲法に似た自民党の改憲草案も、まさに、ヒューマニズムを否定するものであり、また、わが国が戦後培ってきた平和主義をも真っ向から否定するものです。その具体的な内容などは、今日の「改憲阻止落語」で分かりやすく、また、楽しく学ぶことが出来るかと思います。

 安倍政権が戦争への道を突き進もうとしている一方で、私たちを元気づける状況もあります。「憲法9条にノーベル平和賞を」という署名運動が大きく広がり、今年の受賞は残念ながら実現しませんでしたが、受賞が有望という予測が出るなど、世界が9条に注目する役割を果たしています。

 きょうの集いも、平和を願う私たちの思いと行動を、いっそう広げて行く一助となれば幸いです。

 以上、開会の挨拶といたします。




[後日の注記]

 「8周年のつどい」の講師・八法亭みややっこさんのフェイスブック・ページのタイムラインに、本会のブログをリンクしていただきました。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=813865615302206&id=729898467032255

 なお、この「つどい」の際に上田孝さんが撮影してお送りした写真が、八法亭みややっこさんのフェイスブック・ページのカバー写真に採用されました。
https://www.facebook.com/729898467032255/photos/a.730231550332280.1073741827.729898467032255/813882481967186/?type=1

2014年10月25日土曜日

全国共同行動月間、活発に展開:「九条の会」メルマガ第198号


 「九条の会」メルマガ第198号(2014年10月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。


 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~全国共同行動月間、活発に展開
 全国各地で「月間」のとり組みが活発に展開されている報告が寄せられています。近隣の九条の会と力を合わせてとり組みを設定したところ、休会状態だった「会」が隣接の九条の会の支援で復活したところ、新しく九条の会を組織したところ、多様に、創意を凝らした活動が行われています。
 安倍政権は年末から年初にかけての日米ガイドラインの再改定、そして通常国会での集団的自衛権行使容認の関連法制の制定とスケジュールを決めつつあります。9条壊すな!「戦争する国」は許さない!の声を大きくあげましょう。「月間」を成功させて、11月24日は日比谷公会堂へお集まり下さい。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2014年10月13日月曜日

「憲法9条、平和賞逃す:市民団体『でも世界が注目』」——朝日新聞デジタル


 ノーベル平和賞候補の「憲法9条を保持する日本国民」は、残念ながら2014年の受賞を逃しました。

 これについて、朝日新聞デジタルは、10月11日付けの記事で、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(事務局・相模原市南区)のメンバーが、市内の会見会場に設置された大型画面で、ノーベル委員会の発表中継を見守ったことや、9条をトップに挙げる受賞予測もあり、会場には国内外の報道関係者100人以上が詰めかけたことなどを報じました。

 記事はさらに、報道関係者の前で共同代表の石垣義昭さんが「残念だったが、世界が9条に注目してくれたことに意義がある」と語ったことと、これまでに集めた賛同署名は44万人以上で、実行委員会では来年以降の受賞を目指し、100万人分を目標に集めることも述べています。

 記事全文はこちらでご覧になれます。東京新聞も同日、「ノーベル賞ノミネート:憲法9条、評価高まる」と題する記事を掲載しました。

(文責・多幡)

『茶色の朝』、そしてマルチン・ニーメラー牧師の話:「九条の会」メルマガ第197号


 「九条の会」メルマガ第197号(2014年10月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。

以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~『茶色の朝』、そしてマルチン・ニーメラー牧師の話
 『茶色の朝』(フランク・パブロフ)やマルチン・ニーメラー牧師「彼らが最初に共産主義者を攻撃したとき…」の話が実感できるような時代になっている。衛藤晟一・首相補佐官は10月1日、ある会合で以下のように挨拶した。「いよいよ憲法改正に向かって最後のスイッチが押される時がきた。自民党は結党以来、憲法改正を旗印にしてきた。1993年に自民党が政権を失った時、自民党綱領だった自主憲法制定を外すべではないかとの提案がされたが、安倍(晋三)首相や我々が『憲法改正を下ろすなら自民党なんていうのはやめるべきだ』などと議論をした。今、その時のメンバーが中心となって第2次安倍内閣をつくった。安倍内閣は、憲法改正の最終目標のために、みんなの力を得て成立させたと言っても過言ではな い。2016年7月に次の参院選がある。2年後に国民投票を行い、憲法改正を達成しなければならない」と。
この人々はいよいよ総仕上げの時が迫ったと思っている。私たちも腹をくくらねばなるまい。

 注:フランク・パブロフ著『茶色の朝』のあらすじを含む紹介は、こちらでご覧になれます。また、マルチン・ニーメラー牧師の話「彼らが最初に共産主義者を攻撃したとき…」についての説明は、こちらでご覧になれます。どちらも、悪政への人々の抵抗が遅過ぎてはいけないことを教えるものです。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2014年10月8日水曜日

お知らせ:『ニュースレター九条科学者(行事案内)』2014.10.6号


9状キュウリ(九条科学者の会ホームページから)。

 2014年10月6日付け『ニュースレター九条科学者 (行事案内)』には、10月10日と24日の講演会や学習会の案内が掲載されています。以下に転載して、お知らせします。



◆九条の会事務局主催 学習会

テーマ:『集団的自衛権』と日米ガイドライン
日時:2014年10月10日(金)18:30〜21:00
会場:在日本韓国YMCAスペースY (地下ホール)
   地図参照

報告1「集団的自衛権容認論の過去・現在・未来」
浦田一郎さん(明治大学教授・憲法学)
1946年生まれ。一橋大学法学部卒業、同大学大学院博士課程中退。近著に『自衛力論の論理と歴史』(日本評論社)、『政府の憲法九条解釈』(信山社出版)など。

報告2「日米核同盟の真相をえぐる」
太田昌克さん(共同通信編集委員)
1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。政策研究大学院大学博士課程修了。2006年度ボーン・上田記念国際記者賞、09年平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞。近著に『秘録—核スクープの裏側』(講談社)、『日米?核?同盟』(岩波書店)など。

参加費:1000円(当日会場にてお支払いください)
要予約:メールかFaxで、お名前と電話/Fax番号を事務局へ
    メール mail@9jounokai.jp 
    Fax 03-3221-5076 
主催:九条の会事務局

◆九条科学者の会かながわ 第10回総会・第21回学習会(第22回 憲法9条かながわフォーラム)
 
 九条科学者の会かながわは、日本科学者会議神奈川支部と共催で、以下の要領で、第10回総会と第21回学習会を開催します。今回は、憲法学者で東海大学法科大学院教授の永山茂樹氏に講師をお願いして、安倍政権の「積極的軍事主義」は日本をどうかえるのかについて学習します。多くの皆様の参加を呼びかけます。

講師:永山茂樹さん(東海大学法科大学院教授)
講師紹介:一橋大学大学院法学研究科博士後期課程退学。専門は憲法学。最近の論文に「限定的軍事論と民主主義法学」「論壇における安保体制肯定論」などがある。
演題:安倍政権の「積極的軍事主義」は日本をどうかえるのか
日時:2014年10月24日(金)18時〜21時   
会場:横浜市開港記念会館 2階 7号室(地図参照)
交通:JR京浜東北・根岸線「関内」駅南口下車徒歩10分、
   市営地下鉄「関内」駅1番出口下車徒歩10分、
   みなとみらい線「日本大通り」駅1番出口から徒歩1分
資料代:200円
主催:九条科学者の会かながわ・日本科学者会議神奈川支部 
連絡先:後藤仁敏 tel: 045-894-1052 e-mail: goto@kd5.so-net.ne.jp



(文責・多幡)

2014年10月7日火曜日

ノルウェーのオスロ国際平和研究所(PRIO)のノーベル平和賞予測「憲法9条持つ日本国民」について:「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会


 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会から、10月6日付けで下記のメールが届きましたので、紹介します。



【ノルウェーのオスロ国際平和研究所(PRIO)のノーベル平和賞予測「憲法9条持つ日本国民」について】引き続き署名拡散にご協力お願いいたします

2014年10月06日

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会

ご賛同くださっている皆様へ

たくさんの皆様のご賛同・ご支援・ご協力を心から感謝申し上げます。 10月3日に更新されましたノルウェーのオスロ 国際平和研究所(PRIO)のノーベル平和賞予測に関連するニュースを、微力ながらわかる範囲でインターネットから集めてみましたのでご覧いただければ幸いです。

[以下、ここをクリックして出るウェブサイトでご覧下さい。関連ニュース10件へのリンクや、引き続き推薦と賛同の輪を広げるお願いなどが掲載されています。]



(文責・多幡)

2014年10月6日月曜日

ノーベル平和賞受賞発表10月10日を迎えるにあたって:「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会


 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会から、次のようなメールが10月3日付けで届きましたので、紹介します。



ノーベル平和賞受賞発表10月10日を迎えるにあたって:引き続き署名拡散にご協力お願いいたします

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
2014年10月3日
ご賛同くださっている皆様へ

たくさんの皆様のご賛同・ご支援・ご協力心から感謝申し上げます。2014年度ノーベル平和賞受賞者発表が近づいてまいりました。

◆受賞発表は、日本時間【10月10日午後6時】です。
いま実行委員会では、どのような結果であろうとも、次のステップにつなごうと気を引き締めて準備しております。
授賞発表について詳しくは、ノルウェー・ノーベル委員会の公式HPをご覧ください。

◆署名数40万人を突破しました! 引き続き署名拡散にご協力お願いします。
署名数:合計 41万2722(紙面:34万5354、ネット署名:6万7368、10/2現在)
たくさんの皆様のご賛同・ご支援・ご協力心から感謝申し上げます。

◆戦争しない憲法9条を輝かせるため、2014年度の受賞を願い、世界中から署名100万人を目指し推薦人と賛同署名を募っています!
紙面署名とネット署名の集約数の今年度最終通知は、【10月9日】に予定しております。これから届きます紙面署名は、実行委員会で保管し、集約数のみをお伝えさせていただきます。本取組は、ノーベル平和賞が授与されるまで継続いたします。どうか、引き続き推薦と賛同の輪を広げていただければ幸いです。

◆ニュース7号を発行いたしました。
最新のニュース7号を、ご都合の良い時にご覧いただければ幸いです。
 *evernoteのログイン画面はスキップできます。

◆最近の関連記事一覧をブログ上で更新しました。

世界の平和を願い、「戦争しないでほしい、仲良くしてほしい」という素直な、素朴な平和を求める声を世界中で大きくするために、国を超えて世界中の平和を愛する人たちと手をつなぎ、それぞれの政府に戦争させないように働きかけ、置かれたところから、世界の平和を願う一人ひとりの小さな声と力を合わせて行きましょう。

平和への願いと心からの感謝を込めて。

(注:引用にあたって、リンク関係など、いい回しや表記を若干変更しました。)
(文責・多幡)

2014年10月5日日曜日

10/26 改憲阻止落語:福泉・鳳地域「憲法9条の会」8周年のつどい


 本会では、2014年10月26日(日)午後2時から、堺市のウェスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールームにおいて、表記の集会を開催します。詳細は上掲のちらし・イメージをクリック・拡大してご覧下さい。ウェスティの地図はこちら。なお、参加協力券購入は当日会場入口でも受け付けます。大勢の皆さんのご参加を期待しています。

2014年10月2日木曜日

米軍辺野古飛行場建設に向けた強行調査の中止と計画断念を求める緊急声明:沖縄県内有識者らが発表


 沖縄県内有識者らは2014年9月25日、表記の声明を発表しました。その全文は次の通りです。



安倍晋三首相宛て
バラク・オバマ米国大統領宛て

米軍辺野古飛行場建設に向けた強行調査を直ちに中止し、
建設計画を断念せよ

2014年9月25日

 辺野古の海兵隊新航空基地の建設は沖縄を恒久基地化することにつながり、私たちは認めるわけにはいかない。

 沖縄住民は、日本本土や米国に住む人々と同じように公平な扱いを受ける権利がある。にもかかわらず、日米両政府が長年にわたり民意に反する差別と犠牲を強要してきた。現在でも、住民の抵抗を強権で押さえつけ、沖縄に軍事基地を集中させるという日本国憲法や米国の独立宣言の精神にも反することを行っている。言語に絶する悲哀を人類に与えた二つの大戦の経験から、戦争の惨害から将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳および価値尊重を決意した国際連合憲章にもそぐわない行為である。

 辺野古での埋め立ては、ジュゴンなど希少野生生物の生息する海を破壊するだけでなく、民主主義を埋め殺しにするような愚かな行為である。米軍基地建設のために、沖縄のジュゴンの生存を脅かし、生物多様性の豊かなヤンバル(沖縄島北部をさす)の環境を破壊していることが国際的に広まり、米国の信用はおとしめられることになる。

 日本政府は、尖閣諸島をめぐる中国との領有権をめぐる対立を利用して、海兵隊が中国に対する「抑止力」になっているとか、MV-­‐22 オスプレイが有用であるかのように宣伝している。いずれも、軍事的にも外交的にも根拠のない主張である。米政府は、沖縄返還交渉以来,一貫して尖閣の領有権については中立の立場をとってきている。国防費の削減が進むなかで、海兵隊も組織を維持するために「尖閣防衛」をほのめかすことで「グアム・沖縄米軍再編計画」などで日本政府から予算を引き出そうとしている。

 米軍の抑止力が効力をもつのは、沖縄に米海兵隊基地があるからではない。米国が日本の安全に関与する意志と能力があるかどうかである。そして、抑止対象となる国が、それらをどのように評価するのかにかかっている。万一、尖閣諸島と周辺において日中間の武力衝突が起きれば、これらの防衛は日本の責務であり、米軍は空と海から支援を行うことになる。米政府は、海兵隊員を島へ上陸させることに何らの利益を見いだしていない。もしこの地域で武力衝突が起きれば、日米中のみならず世界の経済と安全に多大の打撃を与える。少なくともこれら三国は、予期しない武力衝突を回避できる協議メカニズムを構築すべきだ。まず、日中間で深まる不信と対立を緩和して、平和の海にするための外交努力が台湾を含め日中双方に求められる。

 米空軍嘉手納飛行場・弾薬庫だけで、県外主要6米軍基地(横田、厚木、三沢、横須賀、佐世保、岩国)の合計面積の1.7 倍ある。在沖海兵隊基地は、嘉手納の3 倍以上の面積を占める。このような「過重な基地負担」が、都道府県面積第44 位でしかない沖縄県に集中しているのである。海兵隊が沖縄から撤退したとき初めて沖縄に住む人々は「基地負担」がいくぶんか軽減されたと感じるであろう。

 私たちは日米両政府に対し、以下、要求する。

(1)日米両政府は名護市辺野古の米海兵隊新航空基地建設計画に向けた調査を直ちに中止、計画を断念するよう求める。
(2)沖縄県内への移設条件なしに普天間飛行場を即時閉鎖し、早期返還せよ。
(3)日本政府は奄美・琉球諸島の世界自然遺産登録に向けて辺野古・大浦湾、高江など沖縄の北部圏域の自然環境と「希少種の保護」対策に取り組むように求める。日米両政府は、辺野古・大浦湾・高江の希少生物保護に関する国際自然保護連合(IUCN)の度重なる勧告に耳を傾けよ。

東江平之、新垣修、新崎盛暉、大城貴代子、大城立裕、加藤彰彦、我部政明、桜井国俊、佐藤学、高里鈴代、高嶺朝一、仲地博、比嘉辰博、比嘉幹郎、星野英一、真栄里泰山、三木健、宮里昭也、宮里政玄、宮城公子、宮田裕、屋富祖健樹、屋富祖昌子、屋良朝博、由井晶子(五十音順)

   上記を代表して
   宮里政玄
   新崎盛暉
   我部政明



(文責・多幡)

2014年9月27日土曜日

「吉田調書」報道記事問題について弁護士9人が朝日新聞社に申し入れ


 表記の申し入れについては、9月27日付け朝日紙にも簡単に報道されましたが、申し入れをした弁護士の一人、中山武敏氏からの報告メールが、大阪空襲訴訟の安野輝子さん経由で届きましたので、以下に紹介します(引用に当たって、若干、表現上の修正をしています。また、添付書類等は省略します)。



 朝日新聞社が自民党、右翼、右翼メディア等の異常なバッシングの中で、元福島第一原発所長の「吉田調書」報道を取消し、報道にかかわった記者を処分しようとしている問題で、昨日、朝日新聞社・木村伊量社長と「報道と人権委員会」に、私ほか、計9名の弁護士の連名で、添付の申入書・賛同人名簿を提出し、記者会見をしました。

 私は、朝日新聞が報道した記事内容は外形的事実としては大枠で事実と一致しており、「命令違反で撤退」の部分は解釈、評価の問題であり、記事全体を取り消さなければならない誤報ではないということが、200名を超える弁護士の認識であると強調しました。

 記者会見には元立正大学教授で日本ジャーナリスト会議会員の桂敬一さん、ジャーナリストの斉藤貴男さんも同席されました。桂さんは、「戦後ジャーナリストの戦後最大の危機である」と、また、斉藤さんは、報道各社間での「双方監視が強まっている」と発言されました。

 申入書には原発運転転差し止め判決を出された元裁判官の井戸謙一弁護士、伊藤真弁護士など191名の弁護士が賛同し、200名を超える弁護士が朝日新聞経営陣の対応が現場の記者を萎縮させ報道の自由、知る権利、民主主義の危機をもたらすものではないかと危惧しています。

 申し入れ書提出についての朝日新聞本日の朝刊記事も添付します。

弁護士・中山武敏



(文責・多幡)

2014年9月26日金曜日

大阪空襲訴訟への最高裁判断を受けて:安野輝子さんからのご挨拶


 先日、大阪空襲訴訟への最高裁判断が示された(ニュースはこちらなど参照)ことを受けて、同訴訟原告団代表世話人・安野輝子さんからご挨拶のメールが届きましたので紹介します。



みなさま

 11日、上告中の大阪空襲訴訟に最高裁の判断が示されました。
主  文
本件上告を棄却する。
本件を上告審として受理しない。
上告費用及び申立費用は上告人兼申立人らの負担とする。
と三行で片づけられました。

 以下は、16日大阪市内で記者会見をしましたときのご挨拶です。

 こんにちは。今日はお忙しいところを足を運んでいただき、ほんとうにありがとうございます。

 第2次世界大戦は20世紀最大の人災だったと私は思っています。空襲によって心身を傷つけられ、肉親を奪われた私たち空襲被害者は、戦後70年、国からひとことの謝罪、ひとかけらの補償も援護もなく、我慢とあきらめの人生を強いられてきました。

 元軍人・軍属もたくさんの犠牲者が出てあわれでしたが、国から援護がなされています。戦争を始めた国が、空襲被害者を「国と雇用関係になかった」といって放置するのはおかしい、このままでは子や孫の世代にも同じ苦しみが繰り返される、と立ち上がったのは6年前。弁護士先生、支援者さんに支えられて精一杯頑張ったつもりですが、最高裁に、なにごともなかったかのように、棄却されました。詳しくは、弁護士の先生にご説明していただきますが、残念で、悔しくてなりません。

 私は6歳のとき、空襲で左足を奪われました。血だらけになりながらも命だけはとりとめ、同じ病室で同じ爆弾の破片を後頭にうけて、その夜のうちに亡くなった近所のお姉さんの代わりにこの戦争を伝えなければ、という思いで、必死に生きてきました。空襲犠牲者の多くは丸腰の非戦闘員です。おもにお年寄りや女性、幼児です。空襲をうけた多くの子どもたちは親兄弟と、はぐれ、手足を奪われ、ケロイドを負った子らが街にあふれ、路頭をさまよいました。最高裁の決定は、空襲被害者が強いられた苦しみ、痛みに背を向け、被害者を放置してきた国の姿勢を追認するものです。人権の最後の砦である司法の判断に失望しました。

 みなさまには、6年もの間ご支援いただきまして、心よりお礼を申し上げます。みなさまのおかげで闘いつづけることができました。

 でも、たたかいはまだ終わっていないと思っています。これからは、全国空襲連絡協議会のもとで、全国の空襲被災者・遺族と手をたずさえ、国会に「空襲被害者等援護法(仮称)」の制定に向けて、闘っていきたいと思います。子どもや孫の世代に、私たちと同じ苦しみを味わわせたくありません。きちんと国に戦争の後始末をさせることが、再び戦争への道を開かないことだと思っています。

 みなさまには、引き続きご支援をいただきましたら、この上もない喜びです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

安野輝子



 なお、同訴訟弁護団・大前治さんの文「最高裁の決定が出ました(残念ながら敗訴ですが、希望はあります)」をこちらでご覧になれます。

(文責・多幡)

2014年9月25日木曜日

九条の会の新しいポスター出来ました:「九条の会」メルマガ第196号


 「九条の会」メルマガ第196号(2014年9月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。


 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~九条の会の新しいポスター出来ました
 デザインや頒価など詳細は、近くサイトにUPします。若い女性と男性の写真をバックに「ゆくのは、わたしら」「集団的自衛権行使は海外で戦争すること」の文字が入ったカラーポスターです。サイトを見た上で、事務局にご注文下さい。
 10月全国統一行動、がんばりましょう。なお、事前にお知らせしておりました「チラシ」は諸般の事情から作成を断念しました。11・24集会&パレードのチラシは近日中にサイトにUPします。
 注:上掲のポスター・イメージは旧ポスターのものです。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2014年9月24日水曜日

お知らせ:ブログ『福泉・鳳 憲法9条の会 2』を本サイトへ統合


 福泉・鳳地域「憲法9条の会」では、本ブログサイトの他に、OCNの「ブログ人」というサービスを利用したブログサイト『福泉・鳳 憲法9条の会 2』にも記事を掲載して来ました(2011年1月まで)が、先般、OCNから「ブログ人」のサービスを2014年11月30日で終了するとの知らせがありました。そこで、このたび、『福泉・鳳 憲法9条の会 2』に掲載した記事を本サイトへ移動・統合し、本会の活動に関するブログ記事はすべて、本サイトでご覧いただけるようにし、『福泉・鳳 憲法9条の会 2』を削除しました。

多幡記

2014年9月13日土曜日

憲法9条にノーベル平和賞を、署名40万人を突破:署名拡散にご協力を!


 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会から、2014年9月12日付けで報告とお願いのメールが届きましたので、以下に紹介します。



署名40万人を突破しました!! 署名拡散にご協力お願いいたします

憲法9条にノーベル平和賞を 実行委員会

ご賛同・ご支援・ご協力くださっている皆様へ

◆署名数:合計40万0414(紙面:33万5,519、ネット:6万4,895、9/10現在)
戦争しない憲法9条を輝かせるため、2014年度の受賞を願い、世界中から署名100万人を目指します!
【ノーベル平和賞受賞発表は、10月10日日本時間18:00です。】
まだまだ推薦人と賛同署名を募っています!

どうか署名拡散にご協力お願いいたします。

●日本語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1bNX7Hb
●英語版ネット署名  ⇒ http://chn.ge/1bU0pay

つづきを読む



(文責・多幡)

2014年9月12日金曜日

10/4 特定秘密保護法廃止をめざす堺市民学習交流会


 表記の学習会が、2014年10月4日14時から、堺市産業振興センター(旧じばしん)セミナー室2で開催されます。詳細は、上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧下さい。

(文責・多幡)

2014年9月11日木曜日

あっちこっち

詩・浅井千代子(本会世話人)

Newtons cradle animation book 2.gif
「ニュートンのゆりかご」
["Newtons cradle animation book 2" by DemonDeLuxe (Dominique Toussaint) - Image: Newtons cradle animation book.gif. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.]
あっちがあかんかったらこっち
こっちもやっぱりあかんゆうて
又あっち
あっちこっちしながら
この国ちっともようならん
むしろ今は最悪
東京のあっちと
大阪のこっちがくっついて
それもあかんかった
あっちとこっちがくっついたり離れたり
こんどはどことくっつこうかとなやましいこと

いずれにしても
根っこはみんな同じやのに
大小の
あっちこっちが
政党助成金という名の
税金食いつぶしをしながら
あっちこっちしている

あっちでもない
こっちでもない自分は
あくまでも
あっちでもない
こっちでもない
自分を
つらぬくしかない。
『異郷』第29号(2014年7月号)から

2014年9月10日水曜日

全国各地で活発に10月統一行動の準備すすむ:「九条の会」メルマガ第195号


 「九条の会」メルマガ第195号(2014年9月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。

以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~全国各地で活発に10月統一行動の準備すすむ
 メルマガの「各地から」や「活動報告」の記事をご覧になればおわかりのように、各地で「10月」に向けて活発な活動の準備がすすんでいます。心強いかぎりです。
活動報告をお送り頂く際に、お願いがあります。各地の「会報」や「ニュース」を PDF などのデータでお送り頂くのはありがたく、ぜひひきつづきお願いしたいのですが、メルマガ用の原稿は、ぜひ別に WORD のデータにしてお送り頂きたいのです。編集部が入力できればいいのですが、そこまでの余力がありません。よろしくお願い致します。
 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2014年9月9日火曜日

「9条俳句」掲載拒否は「言葉狩り」:金子兜太さん、東京新聞インタビューで


 先般、さいたま市内の女性が詠んだ「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の俳句が、同市大宮区の三橋(みはし)公民館が毎月発行する『公民館だより』への掲載を拒否していたことが報道されました(こちら参照)。

 この問題で、現代俳句を代表する俳人の金子兜太(とうた)さん(94)は、東京新聞のインタビューにおいて、「普通の市民が率直に感じたことを詠んだ句。掲載拒否は言葉狩りだ」と述べ、『公民館だより』に掲載すべきだったと指摘しました(同紙、2014年9月8日付け朝刊)。詳細はこちらでご覧になれます。

 なお、同じ件について、作家の赤川次郎さんも、『図書』誌、2014年9月号のエッセイ、「失われたプライドを求めて」の中で、次のように批判しています。
 どなたか、海外派兵される自衛隊をほめ称える句を投稿してみてくれないだろうか? 市の方針に従えば、当然これもけいさいされないはずだ。要は「上からにらまれたくない」だけの話である。
赤川さんは続いて、集団的自衛権行使容認の閣議決定についても、厳しい批判を展開しています。
 集団的自衛権は他人のケンカを買うことだ、と元自衛官が発言している。
 歌舞伎などでは、よく、「このケンカ、俺が買った!」と、仲裁に入る、いなせな男が出てくるが、今はそんな時代ではないし、舞台の男は自分の体を張っているのだ。そこが大違いである。
多幡記

2014年9月8日月曜日

ニュースレター九条科学者:秋の講演会など、行事案内


 九条科学者の会事務局が、2014年9月8日付け『ニュースレター九条科学者(行事案内)』を発行しました。以下に引用して紹介します。

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 内閣改造で改憲タカ派勢力がほとんどを占める「日本会議内閣」ができました。解釈改憲だけでなく、明文改憲への動きも懸念されます。九条を守る運動がまさに正念場を迎えています。

 九条科学者の会では、秋の講演会を以下のように企画しております。九条科学者の会かながわの総会・学習会の企画とあわせてご紹介致します。お時間があればぜひお出かけ下さい。

■九条科学者の会・秋の講演会
安倍政権と集団的自衛権・改憲の行方
日時:2014年10月4日(土)13:00開場/13:30〜18:00
場所:日本大学神田校舎歯学部第2号館第1講堂
講師:半田 滋 氏(東京新聞論説兼編集委員)
    「集団的自衛権と自衛隊」
   渡辺 治 氏(一橋大学名誉教授)
    「安倍政権ははぜ集団的自衛権行使・
    改憲に執念を燃やすのか? われわれは
    それをいかに阻むか?」
チラシは九条科学者の会ホームページにあります(上掲のイメージはその第1面)。
http://www.9-jo-kagaku.jp/event/event_141004/2014fall_lecture.pdf
http://www.9-jo-kagaku.jp/
* この度は会場が昨年までと異なり、日本大学神田校舎ですので、お間違いのないようお願いします。

■九条科学者の会かながわ 第10回総会・
 第21回学習会(第22回 憲法9条かながわフォーラム)
 九条科学者の会かながわは、日本科学者会議神奈川支部と共催で、以下の要領で第10回総会と第21回学習会を開催します。
 今回は、憲法学者で東海大学大学法科大学院教授の永山茂樹氏に講師をお願いして、安倍政権の「積極的軍事主義」は日本をどうかえるのかについて学習します。多くの皆様の参加を呼びかけます。
 会場は、これまでと違い、発足総会と同じ、横浜市開港記念会館です。
講 師:永山 茂樹 氏(東海大学法科大学院教授・憲法学)
講師紹介:一橋大学大学院法学研究科博士後期課程退学。専門は
     憲法学。最近の論文に「限定的軍事論と民主主義法学」
     「論壇における安保体制肯定論」などがある。
演 題:安倍政権の「積極的軍事主義」は日本をどうかえるのか
と き:2014年10月24日(金)18時〜21時   
ところ:横浜市開港記念会館 2階 7号室
交 通:JR京浜東北・根岸線「関内」駅南口下車徒歩10分
    市営地下鉄「関内」駅1番出口下車徒歩10分
    みなとみらい線「日本大通り」駅1番出口から徒歩1分
資料代:200円
主 催:九条科学者の会かながわ・日本科学者会議神奈川支部 
連絡先:後藤仁敏 tel: 045-894-1052 e-mail: goto@kd5.so-net.ne.jp
    西岡啓二 tel: 0466-84-0499 e-mail: knis@sfc.keio.ac.jp 

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    「九条の会」のアピールを広げる科学者・研究者の会
    (略称「九条科学者の会」)
    〒113−0034 東京都文京区湯島1−9−15 茶州ビル901 
    電話/FAX 03-3811-8320
    newsletter@9-jo-kagaku.jp
    http://www.9-jo-kagaku.jp/

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(文責・多幡)

2014年9月6日土曜日

9/13 大飯原発裁判原告団長・中嶌哲演さん講演会(京都府城陽市)


 福井地方裁判所は、5月21日、住民側の要求を認め、関西電力に対し、大飯原発3、4号機の運転をしてはならないと命じました。原告団長の中嶋哲演さんに、40年にわたるたたかいを縦横に語ってもらいます。
  • 日時:9月13日(土)午後2時から
  • 場所:文化パルク城陽ふれあいホール
       (近鉄寺田駅から南へ5分)
  • 主催:原発ゼロをめざす城陽の会
       代表:竹本修三
       (連絡先:開沼 53-6479、亀井 53-3178、津留 53-4618)
(文責・多幡)