2015年10月29日木曜日

お知らせ:『ニュースレター九条科学者(秋の講演会/事務局長声明)』2015.10.29号


 2015年10月29日付け『ニュースレター九条科学者 (秋の講演会/事務局長声明)』が届きました。以下に内容を転載して、お知らせします。



恒例の秋の講演会を開催します。ぜひご参加ください。
【九条科学者の会2015秋のつどい】
安保法制とこれからの日本 憲法9条と東アジアの平和の枠組み
日時:2015年11月14日(土)13:30〜17:30 (13:00 開場)
場所:中央大学後楽園キャンパス5 号館5233 教室(予定)
参加費(資料代):500円
■講演 (1):「共生の視点から憲法を考える—日本とフランス」
大藤紀子さん(獨協大学教授)
■講演 (2):「東アジアの平和をどう構想するか—
『安保環境変化』論、『抑止力』論を超えて」
小澤隆一さん(東京慈恵会医科大学教授)
アクセス
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅から徒歩5分
都営三田線・大江戸線「春日」駅から徒歩6分
JR 中央・総武線「水道橋」駅から徒歩12分
(上掲のちらしイメージはクリックすると拡大版をご覧になれます)

事務局長声明を発表しました。
【事務局長声明】安全保障関連法の廃止に向け今こそ科学者の共同のたたかいを!
安全保障関連法(以下、安保法)の国会での「可決成立」を受けて、政府はただちに来春以降の南スーダンPKOの武器使用の強化、離島奪還を想定した日米合同軍事演習など、海外での自衛隊の活動を活発化させています。この法制が、アメリカの力の論理に日本をより強く結びつけ、その無謀な軍事戦略に組み込むうえで一線を踏み越えたものであることは明らかです。
しかし、この間の安保法に反対する運動をつうじて、憲法や安全保障をめぐる国民の政治意識の地形図は大きな変貌をとげました。多くの国民がこの戦争法の違憲性のみならず、日本のアメリカへの度し難い従属ぶりや、この法律と日米軍需産業との結びつき、沖縄基地問題や原発再稼働とのつながりを見抜くようになりました。連日、国会周辺に多くの人々が集まり抗議の声をあげ、若者たちも明確な意思を示し、めざましい役割をはたしました。学者、研究者は、「安全保障関連法に反対する学者の会」を立ち上げ、短期間で1万4000人を超える声を集め、さらに無数の集会や記者会見をつうじて多くの研究者が専門の見地からこの法律の違憲性を訴えたことも運動の展開に大きく貢献しました。世論調査の結果をみても国民の安保法に対する反対は強く、政府は孤立していますが、安倍政権は、国会を取り巻くこうした声に耳を閉ざしています。
国会の多数で安保法は「成立」しましたが、私たちの運動が終わるわけではありません。むしろ、今後ますます広く深く根をはり、今後の日本の民主主義のあり方を変えるたたかいとして続きますし、続けねばなりません。この安保法の具体的な運用は、これからの国民世論の動向に左右されます。さらに国民の結束した運動如何では、次期参議院選挙までに大きな共同のうねりを作り出し、この法律を廃止に追い込む可能性も十分にあります。
私たち九条科学者の会は、安全保障に関する様々な立場の違いを超えて、憲法九条を守るという一点で共同して運動を続けてきました。また、明文改憲だけでなく、解釈改憲による憲法九条の実質的な毀損・破壊に対しても厳しく批判してきました。安保法の「成立」をうけ、私たちの運動はますます重要となりつつあります。各大学や研究機関の多くの人々に引き続きこの法制の違憲性、危険性についての理解をさらに拡げ、「力によらない」世界と日本の平和の可能性を訴えつつ、共同の輪を拡げていこうではありませんか。
2015年10月13日
「九条の会」のアピールを広げる科学者・研究者の会
(九条科学者の会)
事務局長 本田浩邦

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「九条の会」のアピールを広げる科学者・研究者の会
(略称「九条科学者の会」)
〒113−0034 東京都文京区湯島1−9−15 茶州ビル901 
電話/FAX 03-3811-8320
newsletter@9-jo-kagaku.jp http://www.9-jo-kagaku.jp/
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2015年10月25日日曜日

政府・与党、臨時国会開催を逃げる。言語道断の姿勢だ——「九条の会」メルマガ第221号


 「九条の会」メルマガ第221号(2015年10月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 鶴見俊輔さんの志を受けついで 九条の会講演会—今、立憲主義と9条の危機に立ち向う(11月13日、東京・日本教育会館)
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~政府・与党は臨時国会開催を逃げました
 憲法第53条の規定にもとづいて4分の1以上の衆院議員=125名が連名で要求した臨時国会の開催に対して、安倍内閣と与党は応じようともせず、首相は外遊に出発してしまった。これは極めて異例のことだ。戦争法の廃止法案をはじめ、沖縄辺野古の埋め立て、原発再稼働、TPPの問題や、閣僚の適確性など問題が山積しているにもかかわらず、議論を避け、国会を開かないという安倍政権の姿勢は言語道断だ。憲法を無視する安倍首相の政治姿勢が端的にあらわれている。


 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2015年10月22日木曜日

11/3 午後1時「アベ政治を許さない」同じポスターを全国一斉に、澤地久枝さんが呼びかけ


 9条の会呼びかけ人の一人で作家の澤地久枝さんが、ホームページで次の通り呼びかけています。この呼びかけを広げて、参加しましょう。



7月18日午後1時の「掲げる会」にご協力ありがとうございました。
8月、9月と体調をくずしていましたが、政治のあまりのひどさに、また「アベ政治を許さない」を掲げようと思い、よびかけます。

再開第一回目の11月3日(火・文化の日・憲法公布記念日)私はこの日長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」前に立ちます。(国会前には、有志が立ちます。)
そして、毎月3日午後1時にくりかえします。
それぞれの場で、おなじ抗議ポスターを、おなじ時間に掲げます。
現在の政治のありかたに対する、私たちのギリギリの意思表明です。
ファックスやネットでも広げてゆきましょう。

2015年10月 澤地久枝


呼びかけチラシはこちら
「アベ政治を許さない」A4ポスターはこちらからダウンロードできます。

2015年10月19日月曜日

さよなら維新政治10.29府民大集合、大阪市中央公会堂で


 2015年11月22日の大阪府知事・大阪市長ダブル選挙に向けて、府民のまち大阪にふさわしい府政・市政を取り戻そうと、表記の集会が、大阪市中央公会堂で18時50分から開催されます。主催は明るい民主府政をつくる会・大阪市をよくする会です。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。10月22日から11月3日までの間に、府下の各地域で開催される集会も記されています。

(文責・多幡)

2015年10月12日月曜日

「引き続き、本来の平和主義を取り戻していきましょう!」:「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会がメッセージ


 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会は、民主化運動をしているチュニジアの4団体へのノーベル平和賞授与が発表されたさる10月9日、「2015年度のノーベル平和賞の受賞発表を受けて」と題するメッセージを発表しました。

 メッセージは、次のような決意を述べています。

 私たちは、戦争の絶えない世の中に、戦争の放棄を定める憲法9条を輝かせるため、「憲法9条にノーベル平和賞を」の署名推薦活動を継続していきます。そして、私たちは、憲法を基に、世論、選挙、裁判などの非暴力な方法で、「安保関連法」を廃止にするために全力を注ぎます。
 引き続き平和を願うひとりひとりの声と力を合わせて、本来の平和主義を取り戻していきましょう!

 全文はこちらでご覧になれます。

(文責・多幡)

2015年10月11日日曜日

鶴見先生の志を受け継ぐ会を予定(11月13日、東京)——「九条の会」メルマガ第220号


 「九条の会」メルマガ第220号(2015年10月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 鶴見俊輔さんの志を受けついで 九条の会講演会—今、立憲主義と9条の危機に立ち向う(11月13日、東京・日本教育会館)
  • 違憲の戦争法を廃止するためのさらに強大な運動を作り上げましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~鶴見先生の志を受け継ぐ会へ
 九条の会の呼びかけ人のおひとりで哲学者の鶴見俊輔さんが、7月20日、肺炎のため死去されてから、間もなく3カ月になります。この間、怒濤のような戦争法案反対の行動の連続の日々でした。それが一旦区切りを迎えた現在、あらためて私ども九条の会における鶴見先生の大きさを痛感させられております。本号、冒頭のお知らせのように、志を受けつぐ会を行います。よろしくお願いします。


 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2015年10月3日土曜日

10/24 『I LOVE 9条 堺 憲法のつどい 2015』:講演「日米同盟の正体—戦争法制」孫崎亨さん


 表記の集会が2015年10月24日午後2時から、堺市西区のウエスティホールにおいて、I LOVE 9条堺実行委員会の主催で開催されます。元イラン大使・元外務省情報局長の孫崎享(まごさき うける)さんが「日米同盟の正体—戦争法制:わたしたちが知っておきたい本当の話」と題して講演されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。

2015年10月1日木曜日

10/25 本会9周年のつどい『シリア内戦から、集団的自衛権を考える』:西谷文和さんのお話


 表記のつどいが10月25日(日)午後2時から、ウェスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールームで開催されます。イラクの子どもを救う会代表・西谷文和さんによる、映像を使ってお話が中心です。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。

 会場の地図はこちらを参照してください。

 なお、参加協力券は、当日、会場でも購入できます。